夏のイベントとは②
夏はI.Qが他の季節に比べて低いので謎イベントもやってしまうという話を前回しました。
みんな浮かれているから手を抜いてもバレないと思ってるのでしょうか。
ユーザーはそんなに甘くないぞ。
今回はその続き、夏の悪ふざけをさらに紹介します。
スイカ割り
確かにみんなでワイワイするのは楽しいし手軽に出来る。
しかし私はスイカを割ったような性格なので言わせて下さい。
なにそれ。
「目隠しをしてスイカを棒で割る。」
日本人はいかに食べ物で遊ぶかを突き詰めている。
なんか寿司も悪ふざけに見えてきた。
ちっちゃい米の集合に刺身を乗せるな。
スイカ割り、周りで指示する人は「早く変われ..」って思ってそう。それか「もたもたせずに早よ割れ。」
割る役の人間は言ってしまえば主役、花形です。
しかし周りで指示するサイドの人間はどうでしょう。
「右!」とか「あと15度左!」とか言いながら均等に熱狂しなければなりません。
「そんなにスイカ食いたくね〜」という人も空気を壊さないように全力です。
さらにいうとボケにくい。
スイカ割り中にできるボケというと
①違う方向を言う
みんなと違う方向を言うだけ。
地味な人が言ってもみんな乗ってくれるセオリーなボケ。
②みんなで結託して海に入らせる。
海に入って慌てる割り人を笑うためにみんなで海の方へ導く。
チームワークを必要とするボケ。
割り人の返しがさらなる笑いを呼ぶため両サイドの腕が試される。
③マジで関係ないことを言う。
「上!」とかありえない方向を言うに飽き足らず「総理大臣!」「クワガタ仙人のデビュー作!」などマジで関係ないことを言う。
元から狂人系のキャラでないと成立せず、さらにやり過ぎると「もうやめて良いよ」という風な空気を出されるため難易度が高いボケ。
大きく分けると以上の三種類のボケしかない。
最悪「人間を割る」というボケもあるがスベる可能性が大きい。
浮かれポンチイベントの割りにスイカ割りはボケにくいのだ。
ルーツがよくわかってないのもムカつく。
そのくせルールがしっかりあるのはなんなんだ。
○スイカと競技者の間の距離
9m15cm
まあわかる。
○棒
直径5cm以内、長さ1m20cm以内
まあまあまあ、棒とか定めとくのもわかる。
○目隠し用手ぬぐい
JSWA(日本スイカ割り協会、今はない)公認のもの。
目隠し度合いの確認のため1万円札を競技者の前に落としてみる。
成金?
わざわざ1万使うけどくれないんだろ..?
もしくれるならスイカ割りは中止して「1万円落とし」というゲームが始まる。
○使用するスイカ
国産スイカ(よく熟れたもの)
日本のスイカ推進、わかるわかる。
○制限時間
3分
絶妙
○判定
割れたスイカの断面の美しさによって審判員が判定する。最も美しいとされる、スイカが2つに割れてその2つの大きさが均等という状態を満点として割れた部分の大きさの不均衡具合によって減点法で採点する。
う、うるせ〜〜〜
クソみたいな遊びに真面目を入れるな。
○その他
審判員はその年のスイカを10個以上食べている必要がある。
夏終わるわ!!
誰がスイカ割り企画する前に10個食べてんだ。
カブトムシかお前。
農家のジジイも大切に育てたスイカがボコボコにされてるって知ったら悲しむだろうな。
その想いは割り切れない。
スイカ割りだけにねっつってね。
あー終わり終わり!!!
やめだやめ!!!
見てんじゃねーよ!!!!