あなたの街にも
都市伝説。
古くは口裂け女やメリーさんから始まり、
昨今ではネットの「洒落怖」などでクネクネや八尺様といったものがあふれていますね。
昔は妖怪がこういった類のものだったのでしょう。
実在しないが人々を惹きつけたくさんの物語、イラストになって存在しています。
都市伝説は実在しない事が前提のもと
成り立っている筈だ。
しかし私は見てしまった。
都市伝説と思われていた化け物...
ゴミババア警察を!!
ーある日のこと
朝方いつもの様に出勤しようと家を出たんです。
するとガサ..ゴソ...とゴミ捨て場から不自然な音が聞こえて来ます。
私はヤバイよヤバイよと思いながら音の主を探しました。
答えはすぐにわかりました。
一人の老婆がゴミ袋をあけ、燃えるゴミに入った燃えないゴミを勝手に分別しているのです。
そうです。
都市伝説のゴミババア警察です。
地域の役員でもないのに勝手にゴミを確認し、分別する...
まさか実在するとは....
このババアは自分の子供も独り立ちし、生き甲斐が孫の来訪だけになったババアです。
誰にも頼られない。
だが、自尊心を満たしたい。
そこで頼まれてもないのにゴミを見張ることで”街に必要とされてる“と思いたい前時代の遺物、昭和の怪物です。
害はない、と考える人もいるでしょうが
この妖怪のヤバイところは執念です。
分別が甘いゴミの中に住所のわかるものが紛れていると魅入られてしまいます。
家に押しかけてきてゴミを突き返されるのです。
さらにはマークされババアの井戸端会議(井戸ババ会議。皆さん使ってください)で噂をされ、最終的に街にいづらくしてくるのです。
特に独り身の男性は分別が雑なので魅入られる事が多いそうです。
皆さんもゴミババア警察に気をつけて慎重に分別するか、ババアを見かけたら角材で殴るなどして対策をとってください。