スラム街のリストランテ

たいへ〜ん!わたしたちがハッピーセットになっちゃった!!

燃えてしまえ

大学入学を機に田舎から都会へ旅立ち一人暮らしを始めました。

 

家事や料理もなんとかなると思ってたので不安はありませんでした。

通っていた大学から一駅離れた所に居を構えて新生活が始まる...。

 

なぜ一駅離れた所なのか?

「家を溜まり場にしたくない!」と思っていたからです。

なんせわたくしは田舎から出て来た土人

都会の人間に心を許そうもんなら家はすぐさま占拠され薬物の売買する穴蔵に変えられると思っていました。

 

一駅離れれば溜まり場にならないと思ったんですね。

 

努力は虚しくすぐさま溜まり場になりました。

なんせ寂しいからネ!

みんなに遊びにきてもらわないと...

 

 

 

悲劇はここから始まったのです。

 

大学生ですから友達が家に来ようものなら酒を飲み夜もすがら大騒ぎになってしまうでしょう。

一軒家なら良かったけどここはボロカスアパート。住んでる人間の心も狭く(全員ろくな死に方はしないこともわかっています)、そんな所で騒いだら当然のように文句を言われます。

 

 

①隣人が直接

 

 

最初はこれでした。僕より先に一人暮らしをしていた先人(こいつも学生。偉そうにするな。)に文句を言われます。

 

大学一年生の私です。しかも田舎から出てきたばかりときた。

平謝りで事なきを得ます。

 

 

 

②管理人のババア

 

 

学校に慣れた頃には反省も忘れ騒いでいました。

怒って家に乗り込んでくる先ほどの隣人も引っ越したので何も怖くない。

下郎どもの壁ドンによる抵抗もガン無視です。

 

しかし彼らも馬鹿ではなかった。管理人に騒音を逐一報告していたのだ!

 

管理人から電話がかかって来てました。

めぞん一刻の音無さんに憧れていたけどここで夢は潰えます。管理人はフォーマルなババアの声でした。

 

 

この辺からアパートのことを嫌いになります。

 

 

③管理会社

 

 

ババアから月一で電話がかかってくるが無視をしている。

 

運命の日。

大学三年生が終わる3月末。

僕は後輩と4人でしっぽりと静かに飲んでました。

 

「来年卒業してもこの家にはしばらく住むから遊びに来てね」

などとエモい事を言いつつお開きになりました。

 

次の日。

見慣れぬ番号からの着信。

 

「もしもし◯◯の管理会社の△△です。騒音のクレームがすごくてこれ以上は保証できませんよ!!」

 

今!?

 

昨日は静かに飲んでたのに...!

こっちが悪いのはわかってる。

だがキレた。

 

もう嫌!出てってやる!!

 

〜今日のライフハック

 

一人暮らしアパートに腹が立って出て行く時は5月に出て行きましょう。

 

そうすると5月に一人暮らしを始める人は少ないので最悪一年近く敵の家賃収入を減らすことができます。

 

 

 

みなさん住人との関係に気をつけて楽しい新生活をお送りください。