スラム街のリストランテ

たいへ〜ん!わたしたちがハッピーセットになっちゃった!!

殺しておじさんな1日part2

今朝はこの世の終わりのような大雨だった。

仕事に向かうが家を出て5秒で靴下まで濡れてしまった。

 

 

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基本的に近距離でタクシーに乗ることはない。

歩いて10分の距離を5分にするために金を払いたくないからだ。

 

しかしバケツをひっくり返したような雨にやられれば話は変わる。

運転手と話すのは好きなのでタクシーに乗った。

 




「駅までお願いします。」

 

 

 

 

無視された。

 

はぁ?

 

ドナドナ並みの気まずい車内。

スマホゲーでやり過ごす。

 

無口な運転手は駅で私が降車するなりすぐさま発車した。

 

 

ムカつく〜〜〜!!

 

ツイッターに悪口でも書くか...

ポケットを漁る。

 

 

 

 

...?

 

 

 

 

 

携帯ない。

 

 

タクシーに忘れたとしてももう駅の改札を通った後。終わり。

服のすべてのポケットをもう一度漁る。

 

パニックになり陸で溺れる人のような無様なステップを踏むが遅刻しそうだと思い電車に飛び乗る。殺して〜〜

 

 

とりあえず携帯失くしたってネタにするか〜

ツイッターを....

 

 

携帯がない事を忘れて虚無のポケットに手を入れた。

 

 

アワワワワ

おちつけ...おちつけ...

 

ゲームでもしよう。

スタミナが全回復してしまう。

 

 

 

 

あぁ〜〜携帯ないんだ!!!

 

 

 

この男、スマホ依存症である。

 

 

駅でもたついたため遅刻が心配になり時間を見ようにも時計はない。

いつも携帯を使っているから。

 

 

電車内に時計をつけろ。

 

 

 

ー出勤ー

 

携帯は仕事でもバンバン使っているため

無くした〜と軽く話題にすると

隣の席の人が「かけてみる?」と携帯を貸してくれた。

流石、美人は違う。

 

「お留守番サービスに接続します」

 

私の携帯は虚空を揺らしたのだろう。

誰も出ない。

 

しかし動いたということは雨の中道端に落としたわけではないようだ。

 

 

警察(悪いことをすると捕まえてくるが、落し物には優しい)に電話...

なぜまず警察かというと乗ったタクシー会社を忘れたから。

 

 

「携帯電話の特徴をお願いします」

 

私「黒のiPhoneです」

 

「カバーなど特徴はありますか?」

 

わた「つけてないです...」

 

「ロック画面とか..」

 

わ「あ...

 

 

 

 

 

 

 

 

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仮面ライダードライブ...」

 

 

 

 

大恥かいた。恥ずかしくて顔から火が出た。

 しかも携帯見つかった場合の連絡先なんかない。

だって携帯をなくしてるから。

 


その後職場の人のiPhoneで「iPhoneを探す」を使いアラームを鳴らすと

タクシー運転手から先ほど借りた携帯に電話がかかってきた。

画面の履歴を見てかけ直してきたのだろう。

 

やはり犯人はこいつか。

 

 

「ありがとうございます!営業所まで取りに行きます!」

 

 

その後地図も携帯の中にあることを思い出し営業所を探して見知らぬ土地を右往左往するのだった。

 

 

 

ちなみに警報で仕事は無くなったので今日は金払って携帯無くしただけの日でした。アアアアアアアア!!!!