スラム街のリストランテ

たいへ〜ん!わたしたちがハッピーセットになっちゃった!!

連想チャイルド

今日とて出勤です。

眠い目をこすり駅に向かって歩く。

GWがあけ、仕事もめんどくさい1週間の中日。憂鬱です。

 

 

すると上空から

「パパ〜!行ってらっしゃ〜い!!!」

と聞こえる。

 

 

顔を上に向けると

二階のベランダから幼児が

仕事に向かうパパを見送っているではないか。

 

 

とっても和みますよね。

母親に世話されるだけの乳飲み子から成長し父親にエールを送る...

親を癒す事が子供の仕事なのかもね...

 何言ってんだこいつ。


 

父はというと閑静な住宅街、

早朝だし人の目を意識して

大声で「いってきまーす!」

などとは言えない。

手を振ってこたえる。

 

 

 

子供はそれがわからないのか追撃します。

 

 

「パパ〜!バイバーイ!!」

 

おっ言葉が変わった。パパ帰ってこないのかな。

 

しかしここから子どもの不可思議な脳の働きが始まるのである。

 

 

子どもは更に追撃を加える。

 

バイバイキーン!!!!

 

小僧が出て行くんかい。可愛いな。

 

アンパンマンにハマってる時期なんでしょうね。

とか考えていると

 

 

バイキンマーーーン!!!!

 

 

パパはもういいのか?

 

それとも後ろを歩いていた僕に声をかけてくれたのかな?

 

子どもはすごいところに言葉をつなげていきますね。

いずれにせよ仕事頑張ろうと思えた朝でした。

 

 

この直後いちいち上を向いて反応を返していたパパは前方から来た自転車にチリンチリンされる事になる。

 

口からこぼれたスミマセンは以外に高い声であった。